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債務整理すると転職は不利になるの?

司法書士とパラリーガル

「債務整理後は転職ができなくなる?」
「債務整理をしたことは転職時の面談で話すべき?」

債務整理とは、任意整理個人再生自己破産を始めとする、借金の負担を軽減するための制度のことです。

債務整理を行うと、ブラックリスト入り官報への掲載により、日常生活にも影響が及ぶことがあります。

これから転職を検討している人の場合、転職活動にはどのような影響をもたらすのでしょうか。

本ページでは、債務整理を行った場合の転職活動への影響についてご説明します。

債務整理が転職に与える影響とは?

一般企業への転職であれば、債務整理をしたことで不利になることはほとんどありません。

そもそも、一般企業はあなたが過去に債務整理をしていた場合でも、それを調べる手段がありません。

債務整理をしても、住民票や運転免許証などにその事実が記載されることはありませんし、過去の債務整理の記録を一般企業が調査することはほとんど不可能だからです。

また、面談の際に「債務整理をした過去がある」ということを申告する必要もありません。

転職においては、借金などのあなたの私生活の内容より、実際に入社した場合、会社でどのような活躍をしてくれるかなど、あなたの仕事での活躍が重要であることが多いです。

そのため、面談の際に、自分からあえて「借金があること」「債務整理をしたこと」など、生活面のネガティブな実情を申告する必要はありません。

金融業界・公務員への転職では注意が必要

ただし、金融業界・公務員など一部の職種では、債務整理を行ったことによって転職が難しくなるケースがあります。

以下では、債務整理が転職に影響を与える場合について、債務整理の種類別にご説明します。

任意整理の場合

任意整理を行う場合、ブラックリスト入りしてしまうので、金融業界への転職が難しくなる可能性があります。

ブラックリスト入りとは、個人信用情報に傷が付き、一定期間クレジットカードの使用・作成やローンの契約などができなくなってしまうことをいいます。

一般企業はあなたがブラックリスト入りしているかどうかを調べる手段がありませんが、実際に個人信用情報を利用している金融業界の会社であれば、あなたがブラックリスト入りしているかどうかを調べることが可能です。

そのため、採用の際に個人信用情報を確認され、ブラックリスト入りを理由に不採用になる可能性があるわけです。

ただし、一度ブラックリスト入りした場合でも5〜10年経過すると事故情報が抹消され、ブラックリストから外れることができます。

ブラックリストから外れてしまえば、その後は個人信用情報をみても、過去に債務整理をしたかどうかわからなくなってしまいますので、金融業界への転職もできる可能性が生じます。

個人再生の場合

個人再生を行う場合、任意整理同様にブラックリスト入りするため、金融業界への転職が難しくなるほか、裁判所を通じて債務整理を行うため、官報に個人情報が掲載され、公務員への転職が難しくなるケースがあります。

官報とは、行政の発行する公的文書で、裁判所を利用した理由やその人の個人情報が掲載されます。

個人再生を行った場合、その事実が官報に掲載されてしまうのです。

日頃から官報に目を通しているという人はなかなかいませんが、金融業界や公務員への転職の際は、過去に債務整理の記録がないかを確認するために、雇い手側が官報の検索を行うことがあります。

自己破産の場合

自己破産を行う場合は、「破産者は公務員に採用してはならない」という規定があるため、公務員への転職はできません。

また、任意整理同様にブラックリスト入りもしますし、個人再生同様に官報にも掲載されるため、金融業界への転職も難しいでしょう。

さらに、自己破産の場合、手続き中3〜6ヶ月程度の職業制限が行われます。

自己破産の手続き中は、以下のような職業に一時的に就けなくなりますので、ご注意ください。

<職業制限のかかる主な業種>

  • 司法書士、弁護士、税理士などの士業
  • 不動産鑑定士・宅地建物取引業者など不動産業
  • 生命保険の外交員
  • 警備員 など

これから自己破産を検討している人で、現在以上のような職業に就いている人は、職場に事情を説明し、一時的に別の業務をさせてもらうか、転職を検討する必要があります。

なお、自己破産の手続き終了後であれば、難なくその業種に就くことが可能です。

まとめ

●債務整理を行っても一般的な職場であれば転職に影響はない

  • 転職活動中は債務整理をしたことをあえて会社に伝える必要はない
  • ただし、金融業界・公務員への転職は場合によって難しくなることもある

●任意整理をするとブラックリスト入りするため金融業界への転職は難しくなる

  • ブラックリストから外れれば転職は可能

●個人再生をするとブラックリスト入りのほか、官報に個人情報が掲載される

  • 金融業界・公務員への転職が難しくなる

●自己破産をすると一時的に職業制限も行われる

  • 「破産者は公務員になれない」という規定があるため、公務員にはなれない
  • ブラックリスト入りや官報掲載により、金融業界への転職は難しい
  • 手続き期間中は警備員、士業など特定の仕事に一定期間就けなくなる
 

ホームページの運営責任者

司法書士 稲辺 博幸

宮城県登米市出身。​2003年司法書士資格取得。

仙台駅より5分。花京院スクエア向かいに、稲辺司法書士事務所を運営。

「市民のための法律活用」をモットーに、債務整理、交通事故、離婚などの業務が専門。

・宮城県司法書士会所属(第560号)⇒司法書士会の会員ページ

・宮城県行政書士会所属(第12062321号)⇒行政書士会の会員ページ

・宅地建物取引主任者

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