(相談無料)仙台市で債務整理経験豊富な司法書士事務所
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「債務整理したいが保証人に迷惑がかからないか不安」
「債務整理で保証人に迷惑をかけない方法はないのか」
などと、返済が苦しくても保証人に迷惑をかけてしまうことを恐れて、債務整理することにためらいを持つ方は実に多いです。
実際、債務整理をする場合、保証人には必ず何らかの影響を与えることになります。(しかし、方法によってはその影響を限りなくゼロにできる可能性もあります。)
さらに保証人が連帯保証人なら、迷惑をかけること避けられないかもしれません。
保証人付きの借金を整理するとき、どのようなことを頭に入れておかなければいけないのか、くわしく説明していきます。
いわゆる通常の保証人は、お金を借りた人が返済できなくなった場合のみ、代わりに返済することになります。
もしもお金を借りたカード会社(消費者金融・クレジットカード会社・銀行)から返済の請求をされても、「先にお金を借りた本人に請求するか本人の財産を差し押さえてください」と反論する権利があります。
連帯保証人は、お金を借りた人が返済できなくなった時に限らず、請求が来たらそれに反論する権利を持ちません。
つまり、お金を借りた人とほとんど同じ立場にいるといえます。(しかし、お金を借りた人が自己破産した場合、方法によっては、お金を借りた相手に請求できる場合があります。)
強力な担保になるということもあって、保証人をつける借金は、連帯保証人をつけることがほとんどです。
債務整理は借金を減らしたりなくしたりするための手続きです。
任意整理・個人再生・自己破産などの種類があります。
任意整理は元本が回収できるということもあり、滞納がなければ保証人に請求がいくことはほぼありません。
しかし個人再生や自己破産は借金が全額回収できないので、保証人に一括で請求がいく可能性があります。
自分の借金ではないのだからブラックリストにのることはないはず、と思われるかもしれません。
しかし、カード会社に借金をしている場合、信用情報機関(カード会社が加盟している公的な機関)に保証人であることが登録されます。
お金を借りた人が延滞したり債務整理を行ったとします。
その際、保証人が代わりに返済できず、延滞したり債務整理した場合は、保証人の個人情報にマイナスの情報が登録されます。
カード会社が加盟している機関や、滞納の期間にもよりますが、5年から10年の間、カードやローンの審査に影響が出る場合があります。
いわゆる、ブラックリストに載る、というものです。
もし保証人が代わりに返済できずに延滞したり、債務整理をすると、信用情報にマイナスの情報が登録されます。
マイナスの情報が登録されると、5年から10年の間保証人になることができません(期間は手続きの種類によります)。
つまり、連帯保証人をつけることが必須である、奨学金などの保証人にはなれません。
子供がもし奨学金が必要になった場合、保証人になってあげることができないのです。
このように、保証人の身内にも何らかの影響を与える可能性があります。
任意整理とはお金を貸し借りした者同士で話し合い、返済する期間を長くしてもらったり、利息や延滞金をカットしてもらう手続きのことです。
任意整理の話し合いがまとまり、返済計画が順調に進んでいるなら、保証人が請求されるようなことはありません。
しかし、任意整理後に返済ができなくなったら、保証人が代わりに返済することになります。
代わりに返済できなかった場合、信用情報に約5年の間マイナスの情報が登録されます。
しかし、方法によってはそのような事態を避けられるかもしれません。
任意整理の一番のメリットは、整理する対象を選べることです。
保証人付きの借金を対象から外し、返済を行っていけば、保証人に迷惑はかかりません。
保証人付きの借金を整理するなら最もおすすめの方法です。
個人再生とは地方裁判所に再生計画を申し立て、借金を減らしてもらう手続きのことです。
個人再生した場合、保証人には必ず影響を与えることになります。
なぜなら、お金を借りた人が個人再生した場合、カード会社は保証人に対して、返済してほしい金額を一括請求するからです。
もしも、保証人の方が先に返済を終えた場合は、お金を借りた本人に、多く払った分を請求することができます。
自己破産とは地方裁判所に財産を分配することを申し立て、借金をすべてなくしてもらう手続きのことです。
お金を借りた人が自己破産した場合、保証人に一括で請求がいく可能性があります。
お金を借りた人と一緒に債務整理することで、借金を減額したり免除してもらえたりして、保証人の返済の負担を減らすことが可能です。
しかし、すでに説明したとおり、債務整理すると信用情報にマイナスの情報が登録されますので、カードを作ったりローンを組むことができなくなったり、新たに保証人になることができなくなったりします。
保証人が夫婦や親兄弟なら納得してもらえるかもしれませんが、友人などの第三者の場合は了承してもらうことが難しいかもしれません。
その場合は、任意整理で保証人付きの借金を対象から外すことがおすすめです。
今回の記事で、債務整理した場合の保証人に与える影響がおわかりになったと思います。
もしも保証人付きの借金を債務整理する場合は、慎重な対応が必要になります。
保証人に迷惑をかけない債務整理のの方法を個人で考えるのは難しいと思われますので、専門家である司法書士や弁護士に依頼するのがおすすめです。
保証人の方とあなたの未来のためにも、まずは無料相談などを利用し、お悩みを相談してみてはいかがでしょう。
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